第11話 スキル物語 「dev-cycle」と言うと開発のサイクルが一巡する話
いつ困る?
品質の懸念が溜まってきた時、「どこかでまとめて直したい」と思う。テスト書き・Lint・型チェック・依存更新・Issue整理・PR運用——ひとつずつ手を出そうとすると、どれから手を付けていいか分からず、結局放置する。個人プロジェクトほど「いつかやる」が積み上がり、形骸化していく。
こう言うと起こること
「dev-cycle」「開発サイクル」「品質改善」「自律ループ」を CC に投げる。裏側の dev-cycle スキルは5フェーズを一巡する: 品質スイープ → コードレビュー → Issue化 → 自律実装ループ → 完了通知。各フェーズは明確な受け入れ条件を持ち、前のフェーズの成果が次への入力になる。例: 品質スイープで Found issues が拾われ、コードレビューで設計判断がレビューされ、Issue化されたものが自律ループに渡され、テスト緑まで実行されて人間に届く。人間は「結果の妥当性チェック」と「承認」のみ。
flowchart TB
A["🔄 品質点検"] --> B["コードレビュー"]
B --> C["課題リスト化"]
C --> D["自動で直す"]
D --> E["完了報告"]
E -->|"次の課題へ"| A
何が変わるか
「いつかやりたい品質改善」が予約不要で着手できる。1日1サイクルでPJを回すと、放置PJの鮮度が保たれる。セルフレビューを待たずに人に見せられる品質に保たれる——面談・相談・コラボのスピードが落ちない。「今月の改善テーマ」をAIに任せて、自分の手は判断と承認に集中できる。
<details><summary>▶ 技術的にどうなってるか</summary>
仕組み
- 5フェーズがツール呼び出しで実行: 品質スイープ(Lint/静的解析)→ コードレビュー(multi-llm-review 連動)→ Issue化(GitHub Issues 起票)→ 自律実装ループ(run-task.sh)→ 完了通知(Discord)
- 各フェーズは受け入れ条件(A/D/F層)あり・次フェーズにバトンを渡す前に検証
- 自律ループ側は approve.py + run-task.sh で「テスト必須・3件まで自動停止・失敗で停止」のフェイルセーフ
- 途中で人間が判断を挟むポイント(確認ゲート)が明示されている
注意点
- サイクル1周 = 数時間〜1日が目安(小規模PJなら短く、大規模なら分割して1日1フェーズずつ)
- 自律ループは最大3タスクで自動停止するため、長時間放置のリスク無し
- 完了報告にはテスト緑証跡とコミットハッシュが必須(テストだけ緑で確認無しは完了扱いせず)
由来情報
- 設計正典: SSOTの
~/.claude/skills/dev-cycle/SKILL.md - 関連スキル: code-reviewer(レビュー専門), code-simplify(簡素化専門), multi-llm-review(多機レビュー), repo-review(品質全体の入口)
</details>