第2話 スキル物語 「おはよう」と言ったら昨日が戻ってきた話
いつ困る?
深夜に作業を区切って寝て、翌日の朝。「さて、どこまでやってたっけ?」と過去のファイルをひっくり返して、また「あの警告もどこかで見た記憶がある…」を探す羽目になる。長いスレッドはスクロールしても見つからないし、対話の全体感は掴めない。コードを書く前の状態で「もう一日分の助走」が要る——これが毎朝5分のロスになっている。
こう言うと起こること
「おはよう」「再開」「restart」の一言を CC に投げる。裏では resume-session スキルが動き、最新5件のひと言まとめ(handoff)を順番に読み込んで、その日の作業がここからだったと場所を示してくれる。忘れないためだけの場所ではなく、「ここを解くべき、今日はここから」の地図を渡される感覚。朝の助走が消える。
flowchart TB
A["🌞「おはよう」"] --> B["昨日の引き継ぎメモを5件読む"]
B --> C["何をしていたか復元"]
C --> D["昨日の続きから再開 ▶️"]
何が変わるか
5分の「思い出し」が0分になる。それより大きいのは、「昨日の自分に何を任せていたか」を思い出して引き受ける動作が、毎朝の儀式として身につくこと。長期プロジェクトのヘリープレーが軽くなり、作業の中断回数が増えても戻りが速い。忙しい日でも、朝の一言で「今日はここまで仕上げよう」と冷静に立て直せるようになる。
<details><summary>▶ 技術的にどうなってるか</summary>
仕組み
- ~/.claude/skills/resume-session/SKILL.md が発動起点
- 最新5件の handoff(
~/projects/obsidian-ssot/00_SYSTEM/handoff/)を自動取得 - 内容要約を会話冒頭に注入・前回の作業状態(占有中タスク・🟢行・未解決・構想メモ・自動発火ループの状態)を1ブロックで提示
- 「おはよう」等のトリガーワードが自然文に紛れても誤作動しない(pattern厳密一致)
注意点
- handoff ファイルが無い深夜セッション直後でも「状態ゼロ」で正常動作
- 並行セッションが 🟢 状態の時は soft 警告表示・「他セッションと同名タスク着手」の誤重複防止
- 記憶より正典優先・memory 過信ルール(CLAUDE.md)に整合
由来情報(要約のみ・原文URL なし)
- 設計正典: SSOTの
~/.claude/skills/resume-session/SKILL.mdv4(発動条件の自然言語化) - 運用ルール: SSOTの
00_SYSTEM/handoff使い方.md - 初回実装の経緯: SSOTの
01_DECISIONS/claude-code/配下の関連記録(セッション間の状態保存=日常業務に必ず付いて回る定例の手間を毎回こなさない設計の由来)
</details>