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11. クラス(class)

CONCEPT

クラスclass(クラス)。オブジェクトの設計図は「ものの設計図」です。たとえば「商品」という設計図を作れば、それをもとに「りんごアップル — りんご」「みかん」などの商品をたくさん作れます。

📍 使い道: NexusCoreのエージェントをクラスで定義(名前・役割・状態を持つ)
COMMON MISTAKES — よくある間違い
self を忘れるメソッドの第一引数には必ず self が必要です。self.name = name のようにインスタンス変数にアクセスします。
クラス名に小文字を使うクラス名は MyClass のように大文字始まり(CamelCase)がルールです。
コードを1行ずつ実行してみよう
example.pyPython
1apple = Product("りんご", 150)# apple という Product インスタンスを作成(名前="りんご", 値段=150)
2orange = Product("みかん", 120)# orange という Product インスタンスを作成(名前="みかん", 値段=120)
3apple.display()# apple.display() を実行 → "りんご: ¥150" を表示
4orange.display()# orange.display() を実行 → "みかん: ¥120" を表示
« 次の行 » ボタンを押して実行を開始
VARIABLES
実行すると変数の状態が表示されます
クラスは「設計図」です。設計図から実物(インスタンス)を作れます。 「車」という設計図があれば、色や名前の違う車を何台でも作れます。 設計図に「走る」「止まる」などの動作も定義できます。
📚 読み方ガイド
コード読み方
class Product:Product という設計図を定義する
def __init__(self, name, price):新しい商品を作るときの準備(初期設定)
self.name = nameこの商品の「名前」を設定する
apple = Product("りんご", 150)設計図をもとに「りんご150円」の実体を作る
KEY POINT

class は設計図の名前を決めるキーワード。__init__ はインスタンスが作られるときに自動で呼ばれる特別な関数。self は「自分自身」を指す(self.name = この商品の名前)。クラスclass(クラス)。オブジェクトの設計図の理解はPythonの基礎です。

確認問題
1このコードは何をしているか説明してください
class Customer: def __init__(self, email): self.email = email self.points = 0
Customer という設計図を定義しています。新しい顧客を作ると email と points(初期値0)が設定されます。例: customer = Customer("test@example.com")
2何が表示されるか答えてください
class Calculator: def __init__(self): self.result = 0 def add(self, value): self.result += value calc = Calculator() calc.add(5) calc.add(3) print(calc.result)
8 が表示されます。result は 0 から始まり、add(5) で 5 になり、add(3) で 8 になります。
3self は何を指しているか説明してください
# 例2のコードを参照 user = LineUser("U1234", "田中さん") user.send_message("こんにちは!")
self は「そのインスタンス自身」を指します。例2では user が self に当たり、self.display_name は "田中さん"、self.message_count は呼び出し後に 1 になります。
CHEAT SHEET — まとめ
3行で分かる
  • クラスは「ものの設計図」・そこから実体(オブジェクト)を作る
  • 設計図1つから、同じ構造のものを複数量産できる
  • データ(属性)と動作(メソッド)を1つにまとめられる
クラス