← トップ
3 / 20

3. 引数と戻り値(parameter / return)

CONCEPT

引数アーギュメント — 関数に渡す入力データ(ひきすう)は「関数ファンクション — 処理をまとめたブロックに渡す材料」、戻り値リターン・バリュー — 関数からの出力結果は「関数から戻ってくる結果」です。レシピに材料を渡して、完成品を受け取るイメージ。

📍 使い道: LINE Botで「ユーザー名」と「メッセージ」を引数で受け取って返信
COMMON MISTAKES — よくある間違い
引数の数を間違えるdef add(a, b) と定義したら、add(1, 2) のように引数を2つ渡す必要があります。
仮引数と実引数を混同するdef add(a, b) の a, b は仮引数(箱の名前)。add(1, 2) の 1, 2 は実引数(入れる値)。
コードを1行ずつ実行してみよう
example.pyPython
1def add_tax(price):# add_tax という関数を定義する(price を受け取る)
2 return int(price * 1.10)# 関数の中身: price(500) * 1.10 = 550.0 を計算
3# int(550.0) = 550 を呼び出し元に返す
4total = add_tax(500)# add_tax(500) の結果 550 を total に受け取る
« 次の行 » ボタンを押して実行を開始
VARIABLES
実行すると変数の状態が表示されます
引数(ひきすう)は「関数に渡すデータ」です。 関数を呼ぶときにカッコの中に値を書くと、関数の中でその値が使えます。 たとえば greet("田中") と呼べば、関数の中で name = "田中" として使えます。
📚 読み方ガイド
コード読み方
def add_tax(price):priceプライス — 価格 という材料を受け取る関数
return int(price * 1.10)priceプライス — 価格 x 1.10 を整数にして返すリターン・バリュー — 関数からの出力結果
total = add_tax(500)500 を材料として渡し、結果を totalトータル — 合計 に受け取る
msg = make_message("佐藤", "14:00")2つの材料(名前と時間)を渡す
KEY POINT

関数名の () の中に書くのが引数アーギュメント — 関数に渡す入力データ。呼び出し側の () の中に材料を書く。return の右側にあるものが戻り値リターン・バリュー — 関数からの出力結果

確認問題
1result には何が入りますか?
def multiply(a, b): return a * b result = multiply(3, 4)
result には 12 が入ります。multiply(3, 4) は 3 * 4 = 12 を返します。
2greet("鈴木") は何を返しますか?
def greet(name): greeting = name + "さん、いらっしゃい!" return greeting
"鈴木さん、いらっしゃい!" を返します。引数アーギュメント — 関数に渡す入力データ name に "鈴木" が渡されます。
3a と b にはそれぞれ何が入りますか?
def shipping_cost(region, weight): if region == "海外": return weight * 500 return weight * 100 a = shipping_cost("国内", 3) b = shipping_cost("海外", 3)
a = 300(3 x 100)、b = 1500(3 x 500)。"国内" は海外ではないので weight * 100、"海外" は条件に一致するので weight * 500 が返ります。
CHEAT SHEET — まとめ
3行で分かる
  • 引数は関数に渡す「材料」・戻り値は戻ってくる「完成品」
  • def f(a, b): の a, b が受け取り口・呼び出し側の値が実引数
  • デフォルト値(x=10)で省略時の値を決められる
引数