← 統合 現場の知見 →

10 用語集 — Claude Code 関連の全用語

プログラミング全般の用語TDDテスト駆動開発。先にテストを書き、そのテストを通すようにコードを書く進め方。「何をもって正しいとするか」を最初に固定できる, DDD, SOLID, Pydantic等)は 用語集 を参照。 このページはClaude Code固有の用語のみを扱います。

A

Agent(エージェント与えられた目標に向かって、自分で手順を組み立てて作業を進めるAIプログラム。質問に答えるだけのチャットAIと違い、「調べる→書く→確認する」を自律的に行う

Claude Codeの機能の一つ。サブエージェントメインのAIから独立して呼び出される「作業班」のAI。親の会話を汚さずに調査等を任せられ、結果の報告だけを受け取る。並行して複数動かすこともできる(別のAIインスタンス)を起動して、独立したコンテキストでタスクを実行させる。→ 07_エージェント

Auto Memory(自動メモリ)

Claude Codeが自動的に保存・読み込みするプロジェクト単位の記憶。ユーザーの好み、フィードバック、プロジェクトの状況などを記録。→ 06_メモリ

Autocompact(自動コンパクション)

コンテキストが上限に近づいたとき、古い会話を自動的に要約して圧縮する機能。バッファとして33kトークンAIにとっての「文字数」のようなもの。AIは文章をトークンという小片に区切って処理する。課金や入力上限(コンテキストウィンドウ)はこの単位で数えられるが確保されている。→ 01_基礎概念


B

Bash

Claude Codeの基本ツールの一つ。シェルユーザーとOSの間に入って、コマンド入力を受け付けて実行する程序。ターミナルで打つコマンドを実際に処理する部分コマンドターミナルに入力してコンピュータに与える一行の指示。lsやcdのように『プログラム名+補足指定』で構成されるを実行する。


C

CLAUDE.md

Claude Codeに読み込ませる指示書(Markdown形式)。3層構造: グローバル、プロジェクト、ディレクトリフォルダのこと。ファイルを階層的に整理する入れ物。Linux系ではフォルダをディレクトリと呼ぶのが普通。→ 08_設定ファイルプログラムの動作を決める設定値を書いたファイル。コード本体を書き換えずに、設定だけ変えられるようにする

CLI(Command Line Interface)

ターミナル文字だけでパソコンと対話する画面。コマンドを打ち込むと結果が文字で返ってくる。Claude Code CLIはここで動く上で動作するClaude Codeの形態。最も高機能。→ 01_基礎概念

Compact(コンパクション)

会話を要約して圧縮する処理。/compactで手動実行、または自動(Autocompact)で実行される。→ 02_コマンド一覧

Context(コンテキスト)

Claude Codeが一度に処理できる情報の総量。システムプロンプトAIに最初から組み込まれている「基本の指示書」。ユーザーの発話とは別に、AIの振る舞い方の土台を決めている。CLAUDE.md等はここに近い形で常に読み込まれる、ツール定義、メモリ、会話履歴等で構成される。最大200kトークン。→ 01_基礎概念

Context Window(コンテキストウィンドウAIが一度に「覚えていられる」会話・資料の容量上限のこと。作業が長くなると上限に近づき、古い内容の把握が荒くなる(=自動で要約圧縮される)

一度に処理できるテキストの最大量。Claude Codeでは200kトークン。

<a id="context-saturation"></a>

コンテキスト飽和(Context Saturation)

コンテキストウィンドウ(トークン)が会話履歴やツール結果で満杯になり、CCが停止・またはAutocompactが強制発動する状態。バイト数ではなくトークンが上限。

→ 対比: ペイロード肥大化(byte上限) / 関連: Autocompact・Compact・Context(本ページ内) / 手順: 01_基礎概念 自動コンパクション02_コマンド一覧


D

Desktop App

Windows/Mac用のスタンドアロンアプリケーション。CLIより機能は限定。→ 09_統合

Dynamic Workflows(ダイナミックワークフロー一連の作業の流れ・手順の定義。GitHub Actionsでは自動実行の手順をこう呼ぶ

2026-05-28発表(research preview)。Claudeがタスクの段取りをスクリプト自動実行できる小さなプログラム。手順を書いたテキストファイルの形をしているとして書き出し、数十〜数百のサブエージェントを並列複数の処理を同時に進めること。順番に1つずつやる「直列」の対義語実行、相互検証してから1つの回答にまとめる仕組み。同時実行最大16エージェント、合計最大1,000。起動方法: プロンプトAIに渡す指示文のこと。「この機能を作って」「この文を直して」等に「workflow」記述、/deep-research/effort ultracode(モデル限定)。→ Dynamic Workflows調査


E

Edit

Claude Codeの基本ツール。ファイルの文字列置換を行う。


F

Fast Mode(高速モード)

Opusモデルで高速出力を行うモード。モデル自体の変更なし。/fastで切替。

Feedback Memory(フィードバックメモリ)

Auto Memoryのタイプの一つ。ユーザーからの指導(「こうして」「これはやめて」)を記録。→ 06_メモリ

Foreground(フォアグラウンド)

サブエージェントの実行モード。結果を待ってから次に進む。→ 07_エージェント


H

HookClaude Codeの特定のタイミング(ツール実行前後・セッション開始時等)で自動処理を差し込む仕組み。「保存前にチェック」「終了時に記録」等を機械的に強制できる(フック)

特定のイベント発生時に自動実行されるシェルスクリプトコマンドの並びをファイルに書いて、まとめて自動実行できるようにしたもの。定型作業の手順書をプログラム化したもの。SessionStart, PreToolUse, PostToolUse, Stopの4種類。→ hookClaude Codeの特定のタイミング(ツール実行前後・セッション開始時等)で自動処理を差し込む仕組み。「保存前にチェック」「終了時に記録」等を機械的に強制できるs.html">05_フック


I

IDE Integration(IDE連携)

VS CodeやJetBrains等のIDEとClaude Codeを連携させる機能。→ 09_統合


L

LLM(Large Language Model)

大規模言語モデル。Claude等。

LLM Routing(LLMルーティング)

タスクに応じて最適なLLMを選択する仕組み。 GLM-5.3 → MiniMax → Sonnet。


M

Matcher(マッチャー)

フック設定で、どのツールに対してフックを適用するかを指定するフィルタ。→ 05_フック

MCPModel Context Protocol(エムシーピー)の略。AIに外部ツール(検索・GitHub・データベース等)を繋ぐための共通接続規格。USBのような「差せば繋がる」仕組みでAIの能力を拡張する(Model Context Protocol)

外部ツールをClaude Codeから利用するためのプロトコル。サーバー単位でツール群を追加。→ 04_MCPサーバー

MEMORY.md

Auto Memoryの目次ファイル。各メモリファイルへのポインタを格納。→ 06_メモリ


O

Opus

Claude最上位モデル。複雑な推論・高品質な出力。GLM-5.3にルーティング。


P

Plan Mode(プランモード)

Claude Codeがコードを書かずに計画だけを立てるモード。ユーザー承認後に実装設計や仕様を、実際に動くコードに作り込むこと。「実装済み」=コードとして完成している状態開始。→ 02_コマンド一覧

Plugin(プラグイン本体に後から差し込んで機能を足す追加部品。Claude Codeにもプラグイン機構がある

Claude CodeにスキルClaude Codeで「特定の作業手順」をパッケージ化したもの。SKILL.mdに手順を書いておくと、対応する場面でAIがその手順を読み込んで従う。経験を再利用する仕組みやエージェントを追加する拡張パッケージ配布・インストール可能な形にまとめたソフトウェアの単位。Pythonではpipで入れる部品のこと。superpowers, pr-review-toolkit等。

PreToolUse(プリツールユース)

ツール実行前に発火するフック。セキュリティチェック等に使用。→ 05_フック

Project Memory(プロジェクトメモリ)

各リポジトリのCLAUDE.mdに記述されたルール。そのプロジェクト内でのみ有効。→ 06_メモリ

<a id="payload-bloat"></a>

ペイロード肥大化(Payload Bloat)

APIApplication Programming Interface(エーピーアイ)の略。あるプログラムの機能を、別のプログラムから呼び出せるようにした「窓口」へ送るリクエスト1回あたりのデータサイズ(バイト)が32MB上限を超え、「Request too large (max 32MB)」エラーで即座に弾かれる状態。トークンではなくバイトが原因。

画像パス貼り付けの罠(実証済・2026-06-16)

CC CLIは「.png/.jpg等で終わるパス文字」を貼ると、強制的に画像添付に変換する。これがペイロード肥大化の主要因。

→ 対比: コンテキスト飽和(トークン上限) / 関連: Read・Context(本ページ内) / 詳細: 01_DECIContinuous Integration(シーアイ・継続的インテグレーション)の略。コードを変更するたびに自動でテストとチェックを回し、壊れていないかを常に確認する仕組みSIONS/claude-code/2026-06-16_image-path-auto-attach.md


R

Read

Claude Codeの基本ツール。ファイルの内容を読み込む。


S

SessionStart(セッションスタート)

セッション開始時に発火するフック。環境変数プログラムの外側(OS側)で設定する値の入れ物。プログラムを書き換えずに設定を切り替えられる。APIキー等の秘密の値はソースコードに直書きせずここに入れるのが安全な定石の読み込み等に使用。→ 05_フック

settings.json

Claude Codeのメイン設定ファイル。MCP・権限・フック・環境変数値を入れておく名前付きの箱。x = 1 のように名前に値を紐付けて、後で使い回すを定義。→ 08_設定ファイル

Skill(スキル)

プロンプトテンプレート雛形。穴埋め部分だけ差し替えて、同じ形の文書やコードを量産する元になるものライブラリよく使う機能をまとめて再利用可能にした部品集。作りかけの部品を組み込んで使うことで、同じものを一から作らずに済む/コマンド名で呼び出す。ビルトイン、プラグイン、カスタムの3種類。→ 03_スキルシステム

Sonnet

Claude中位モデル。バランス型。Anthropic APIまたは代替プロバイダー経由で利用可能。

SSOT(Single Source of Truth)

単一の信頼できる情報源。単一リポジトリで一元管理する構成がこれに該当。


T

Token(トークン)

テキストの最小単位。日本語1文字 ≒ 1〜2トークン。コンテキストやコストの計算単位。→ 01_基礎概念

Tool(ツール)

Claude Codeが実行できる操作。Read, Edit, Bash, Agent, MCP等。


U

User Memory(ユーザーメモリ)

~/.claude/CLAUDE.mdに記述された全プロジェクト共通のルール。→ 06_メモリ


W

Worktree(ワークツリー)

Git Worktreeを使った独立した作業環境。メインブランチGitで、本体(main)とは別に作業履歴を分けて保管できる「平行世界」。実験的な変更を本体に影響させずに進められる。終わったら本体に合流(マージ)するを汚さずに開発可能。→ 09_統合

Write

Claude Codeの基本ツール。ファイルに内容を書き込む(新規作成・完全上書き)。


💡 やさしい補足(初心者向け)