09 統合 — IDE・リモート・CIContinuous Integration(シーアイ・継続的インテグレーション)の略。コードを変更するたびに自動でテストとチェックを回し、壊れていないかを常に確認する仕組み/CD・Worktree
<a id="ide"></a>IDE連携
Claude Codeは主要IDEと連携できる。
VS Code拡張
- 機能: サイドバーパネル、ターミナル文字だけでパソコンと対話する画面。コマンドを打ち込むと結果が文字で返ってくる。Claude Code CLIはここで動く統合、ネイティブdiff表示
- インストール: VS Code Marketplace から「Claude Code」を検索
- 特徴: CLIと同じ機能がIDE内で利用可能
JetBrains拡張
- 対応: IntelliJ, PyCharm, WebStorm等
- 機能: VS Codeと同等の統合機能
IDE連携のメリット
| メリット | 説明 |
|---|---|
| diff表示 | コード変更がネイティブのdiffビューアで確認できる |
| コンテキスト共有 | 開いているファイルが自動的にコンテキストに含まれる |
| ターミナル不要 | IDEパネルから直接操作 |
<a id="remote"></a>リモートモード
Claude Codeをヘッドレス(非対話)モードで実行できる。
使い方
# ヘッドレス実行(結果をファイルに出力)
claude -p "テストを実行して結果を報告して" --output result.md
# CI/CDでの利用
claude -p "PRのレビューをして" --allowedTools "Bash,Read"
CI/CD統合
GitHub ActionsGitHubが提供する自動実行の仕組み。pushをきっかけにテストやビルドを自動で回せる。「リポジトリに置いておくと動く作業ロボット」等のCI/CDパイプコマンドの結果を次のコマンドへ流し込む「|」記号の仕組み。「検索する → 結果を数える」のように処理をつなげられるラインでClaude Codeを利用可能。
# GitHub Actionsの例
- name: Claude Code Review
run: claude -p "コードレビューをして" --output review.md
自動化の例
- PRの自動レビュー
- テストの自動実行・修正
- ドキュメントの自動生成
- セキュリティスキャン
<a id="worktree"></a>Git Worktreeとの連携
Git Worktreeを使うと、メインブランチGitで、本体(main)とは別に作業履歴を分けて保管できる「平行世界」。実験的な変更を本体に影響させずに進められる。終わったら本体に合流(マージ)するを汚さずに独立した作業環境を作れる。
Worktreeの作成
EnterWorktree → 新しいworktreeを作成
│
├─ .claude/worktrees/ に新しいディレクトリが作成される
├─ 新しいブランチが自動作成される
└─ セッションの作業ディレクトリが切り替わる
Worktreeの利点
| 利点 | 説明 |
|---|---|
| 隔離 | メインブランチに影響しない |
| 並列複数の処理を同時に進めること。順番に1つずつやる「直列」の対義語作業 | 複数のworktreeで別々のタスクを同時進行 |
| メモリ分離 | worktreeごとに独立したメモリ |
| 安全な破棄 | 変更を破棄して元のディレクトリフォルダのこと。ファイルを階層的に整理する入れ物。Linux系ではフォルダをディレクトリと呼ぶのが普通に戻れる |
Worktreeの終了
keep: worktreeとブランチを残す(後で戻れる)remove: worktreeとブランチを削除(完全に破棄)
エージェント与えられた目標に向かって、自分で手順を組み立てて作業を進めるAIプログラム。質問に答えるだけのチャットAIと違い、「調べる→書く→確認する」を自律的に行うとの連携
サブエージェントメインのAIから独立して呼び出される「作業班」のAI。親の会話を汚さずに調査等を任せられ、結果の報告だけを受け取る。並行して複数動かすこともできるを isolation: "worktree" で起動すると、エージェントが独立したworktreeで作業する。メインセッションClaude Codeの1回の対話単位。起動から終了までの会話と作業状態のこと。長く使うと内容が混ざるため、トピックの区切りで新セッションに引き継ぐ運用をするのコードに影響なし。
<a id="model-switch"></a>モデル切替
Claude Codeは複数のモデルを切り替えて使用できる。
利用可能なモデル
| モデル | 特徴 | 備考 |
|---|---|---|
| Claude Opus 4.7 | 最高品質・複雑タスク | GLM-5.3にルーティング |
| Claude Sonnet 4.6 | バランス型 | APIApplication Programming Interface(エーピーアイ)の略。あるプログラムの機能を、別のプログラムから呼び出せるようにした「窓口」経由で利用可能 |
| Claude Haiku 4.5 | 高速・低コスト | API経由で利用可能 |
切替方法
/modelコマンドターミナルに入力してコンピュータに与える一行の指示。lsやcdのように『プログラム名+補足指定』で構成される/fastで高速モード切替(Opusの高速出力)modelパラメータでサブエージェントのモデル指定
Claude Desktop Appとの違い
| 機能 | CLI | Desktop App |
|---|---|---|
| 実行環境 | ターミナル | スタンドアロンアプリ |
| MCPModel Context Protocol(エムシーピー)の略。AIに外部ツール(検索・GitHub・データベース等)を繋ぐための共通接続規格。USBのような「差せば繋がる」仕組みでAIの能力を拡張する | 設定可能 | 限定 |
| フック | 設定可能 | なし |
| スキルClaude Codeで「特定の作業手順」をパッケージ化したもの。SKILL.mdに手順を書いておくと、対応する場面でAIがその手順を読み込んで従う。経験を再利用する仕組み | 全て利用可能 | 限定 |
| CLAUDE.md | 3層構造 | なし |
| サブエージェント | 利用可能 | なし |
| Worktree | 利用可能 | なし |
| CI/CD統合 | 可能 | 不可 |
CLIの方が圧倒的に高機能。Desktop Appは手軽さがメリット。
💡 やさしい補足(初心者向け)
- エディタテキストファイルを編集するソフト。VS CodeやVim等と連携できる: VS Code等のエディタ内でClaude Codeを動かせる。コードを書きながら質問、等
- AIを切り替えられる:
/modelで用途に応じたAIに変更可能 - Desktop Appとの違い: Desktop Appは操作が分かりやすい(GUI)。CLIは自動化・連携が強い
- リモート実行も: プログラムから呼び出して自動処理に組み込める