NexusCore Architecture
Gate / SSOT Entrypoint
Version: 7.25.0 LastUpdated: 2026-01-12 CommitHash: 4b3f6244b4d7abaa4dbce20b394c779b96691a55
本ドキュメントは NexusCore におけるアーキテクチャ情報の唯一の入口(SSOT Entry Point) である。 開発・修正・レビュー・AI実装を行う前に、必ず本ファイルを参照すること。
1. Purpose(このドキュメントの役割)
- アーキテクチャ情報の 参照ゲート(Gate) を提供する
- 詳細設計の所在を明示し、重複・分散を防ぐ
- STIT+IRG ガバナンスとの接続点を定義する
※ 本ファイル自体には 詳細設計・実装仕様を記載しない
2. Canonical Architecture(正本設計)
NexusCore の詳細なアーキテクチャ設計は、以下の Canonical Design に集約されている。
- Canonical Design
docs/architecture/ARCHITECTURE_CORE.md
本リポジトリ内で「設計内容そのもの」を参照する場合は、必ず上記ファイルを参照すること。
3. Gate(参照強制ルール)
開発タスク開始前に、必ず以下を参照すること:
- 本ドキュメント
docs/ARCHITECTURE.md(Gate / SSOT Entrypoint)
- Canonical Architecture
docs/architecture/ARCHITECTURE_CORE.md
- Project Constraints
プロジェクトプロファイル/PROJECT_PROFILE_NEXUSCORE.md
- Governance Assets
ガバナンス/README.mdガバナンス/マスタープロトコルテンプレート.md
- 変更対象に関連する Spec
ガバナンス/spec/またはdocs/spec/
これらを参照せずに行われた実装・修正・提案は、Gate 未通過として扱う。
4. STIT+IRG Governance
NexusCore は以下のガバナンスモデルに従う:
- STIT: Spec & Test Driven Iteration
- IRG(Phase 3): Independent Review Gate
重要な判断・却下・方針変更は、必ず以下に記録する:
判断ログ/判断ログ.md
5. Governance: Change Classification and Gate Policy
5.1 Gate レベル定義
NexusCore の変更管理は、以下の 3 レベルの Gate で分類される。
Fast Gate
- 主目的: 開発速度の最大化
- 対象ユーザー: 一般利用者、開発者(内部改善)
- IRG の要否: 不要
- 適用範囲: ドキュメント修正、文言変更、既存機能の軽微な改善
Standard Gate
- 主目的: 品質と安全性のバランス
- 対象ユーザー: 開発者、内部システム
- IRG の要否: 条件付き(変更内容により判断)
- 適用範囲: 新機能追加、既存機能の拡張、API の変更
Strict Gate
- 主目的: 公開耐性と自律システムの安全性確保
- 対象ユーザー: 商用・自律系、外部公開
- IRG の要否: 必須
- 適用範囲: エラー処理・リトライ・自律修復、外部 API 連携、コスト・レート制限に影響する変更
5.2 Change-Type Based Gate Matrix
Gate は「開発者」ではなく「変更内容」で決定される。以下の表に従って Gate を適用すること。
| 変更カテゴリ | 具体例 | Spec 更新要否 | Test 更新要否 | IRG 要否 | Decision Log 要否 | 適用 Gate |
|---|---|---|---|---|---|---|
| ドキュメント修正 | README 更新、コメント修正 | 不要 | 不要 | 不要 | 不要 | Fast |
| 文言変更 | エラーメッセージ、ログ出力 | 不要 | 条件付き | 不要 | 不要 | Fast |
| 軽微な改善 | リファクタリング、パフォーマンス最適化 | 条件付き | 条件付き | 不要 | 条件付き | Fast |
| 新機能追加 | ユーザー向け機能の追加 | 必須 | 必須 | 条件付き | 条件付き | Standard |
| API 変更 | エンドポイント追加・変更 | 必須 | 必須 | 条件付き | 必須 | Standard |
| エラー処理・リトライ | エラー分類、リトライ戦略、自律修復 | 必須 | 必須 | 必須 | 必須 | Strict |
| 外部 API 連携 | LLM API、外部サービス統合 | 必須 | 必須 | 必須 | 必須 | Strict |
| コスト・レート制限 | 予算管理、レート制限処理 | 必須 | 必須 | 必須 | 必須 | Strict |
| セキュリティ関連 | 認証・認可、機密情報処理 | 必須 | 必須 | 必須 | 必須 | Strict |
注意: CR-NEXUS-051 クラス(エラー処理・リトライ・自律修復)の変更は、常に Strict Gate を適用する。
5.3 Independent Review Gate(IRG)の定義
IRG の目的
IRG は実装品質ではなく「実装に進んでよい Spec か」を判定する Gate である。
IRG は以下の観点で Spec を評価する:
- 仕様の完全性(必須要件の欠落がないか)
- 安全性(retry / failure 制御、無限ループのリスク)
- 将来拡張耐性(設計の拡張可能性)
- 暗黙仕様の混入有無(実装詳細が仕様に含まれていないか)
IRG の性質
IRG は以下の性質を持つ:
- 実装案・修正案・コードは提示しない: IRG は判断・指摘のみを行う
- 別コンテキストで実施: 実装者とは別コンテキスト(別 AI / 別セッション)で行う
- 出力は Review Packet と Verdict のみ: Review Packet には Verdict(Approve / Reject)と指摘事項(High / Medium / Low Severity)を含める
IRG が必須となる変更
以下の変更は IRG が必須である:
- 失敗時の最終挙動を定義するもの
- 再試行・ループ・自律挙動に関与するもの
- 外部 API / コスト / レート制限に影響するもの
5.4 設計原則(Design Principles)
NexusCore の変更管理は、以下の原則に従う:
- Gate は変更種別で決まる: 開発者の裁量ではなく、変更内容の性質により Gate が決定される
- 安全・自律・外部影響領域は常に Strict: エラー処理、リトライ、自律挙動、外部 API 連携、コスト管理は常に Strict Gate を適用する
- Fast は例外ではなく「意図された運用モード」: Fast Gate は品質を犠牲にするものではなく、適切な変更に対して意図的に適用される
- IRG は形式チェックではない: IRG は Spec の妥当性を評価する Gate であり、単なる形式チェックではない
- Spec / Review / Decision の三点分離を破らない: Spec、Review Packet、Decision Log は独立した文書として管理し、相互に混在させない
6. Scope of This File(明示的に含まないもの)
以下は 本ファイルには含めない:
- コンポーネント詳細
- データフロー図
- Mermaid 図
- API / クラス / 関数仕様
- 実装例・コードブロック
それらはすべて Canonical Architecture 側に記載する。
7. Change Policy(変更ポリシー)
- 本ファイルは Gate と導線のみ を扱う
- 設計変更が発生した場合:
- Canonical Architecture を更新
- 必要に応じて本ファイルのリンク・参照先のみ調整
- Decision Log に記録(append-only)
End of Gate Document.