02 セットアップ — プロバイダ設定とモデル選定
最初につまずくのがプロバイダ設定とモデル選定。特に「思考モデル」を選ぶとwiki生成が大量失敗する実測があるため、この章の選定は重要。
プロバイダ設定
Settings → LLM Models から設定する。設定は~/.local/share/com.llmwiki.app/app-state.jsonのproviderConfigsに保存される(authConfigured等のhealth表示とは無関係なので注意)。
推奨構成(2プロバイダ):
| プロバイダ | 用途 |
|---|---|
| zhipu(GLM) | チャット・軽い確認用 |
| minimax-global | wiki生成の主力(下記の理由) |
思考モデルで失敗する実測
zhipuのglm-5.3-flash(思考モデル)で大きな素材をingestすると、以下のエラーで大量失敗する。
Analysis failed: Model produced 14,164 characters of reasoning /
chain-of-thought, but no actual response content
原因: 思考モデルは大きなファイルを与えられると思考トークンだけで出力枠を消費し、本文(回答)に遷移する前に止まる。アプリのingestReasoning.modeをoffにしてもモデル側の常動思考は止まらない(実測)。
⚠ 15/16ファイルがこのエラーで失敗した実例がある。「失敗したら設定で直す」は通じない——モデルを替えるのが唯一の根本対策。
MiniMax-M3推奨
Settings → MiniMax (Global) を active にするだけで解消する(モデル: MiniMax-M3)。
| モデル | 大規模ingest |
|---|---|
| glm-5.3-flash(思考モデル) | 15/16失敗の実測 |
| MiniMax-M3 | 68ファイル連続で失敗ゼロの実測 |
切替は設定のトグル1つ。追加設定は不要。
補足のトラブルシューティング
- フォルダ選択ダイアログでアプリごとクラッシュすることがある → Parent Directoryはパス直入力する
- 生成中に無言クラッシュした場合は再起動で復旧(生成済みページは保存済み・Source Watchが再開する)