🔧 やさしい入口 — ループエンジニアリングを3-5分で
ループエンジニアリングとは、毎日AIに自動で仕事を回してもらう仕組みのこと。このページは3-5分で読めます。技術ゼロの人向けから始まり、少しずつ詳しくなります。読み進めて「もう十分」だと思ったら、最後のリンクから次のページへどうぞ。
Step 1: AIを「毎日動く秘書」として使う
ループエンジニアリングとは、毎日AIに自動で仕事を回してもらう仕組みのこと。
あなたがChatGPTに「今日やることをまとめて」と頼むのはAI活用です。でも毎日同じことを頼むのは面倒。ループエンジニアリングは、その「毎朝の頼み」を一度仕組みにしておけば、あとは毎日自動で回してくれます。
例えば:
- Before: 毎朝自分で「今日何しよう」と考える。忘れているタスクもある
- After: 朝8時にAIが「今日やること3つをまとめました。OK?」と通知。あなたが「OK」と返すだけで、AIがカレンダーに入れたり下準備を始めたりする
専属の秘書が毎日決まった時間に起きて働いてくれる、そんなイメージです。
Step 2: なぜ「プロンプト」でなく「ループ」なのか
普通のAI活用は、あなたが指示(プロンプト)を書くたびに1回だけ動きます。賢いけど、指示しないと動きません。
ループは一度仕組みを作ると、人間が指示しなくても毎日動き続けます。利点は3つ:
- 忘れない — 毎日決まった時間に動く。やり忘れが起きない
- 疲れない — AIは毎日同じ集中力で回る
- 記録が残る — 何をしたか自動で記録される
「プロンプトを書く」のでなく「ループを書く」方が、長く続くAI活用になります。これがループエンジニアリングと呼ばれる理由です。
Step 3: 毎日回る仕組みの裏側
「毎日自動で回る」裏側には、大きく2つの要素があります。ここから少しだけ専門用語が出ますが、括弧の中に本当の名前を書いておきます(次の運用ガイドでこの名前が出たら、この例えを思い出してください)。
1. 状態の記録(ステート)
AIは自分が何をしたかを記録しないと、毎日ゼロからになります。だから「状態の記録」をします(運用ガイドでは state.json というファイルに書き出されます)。昨日「Aさんにメールした」と記録しておけば、今日は「Aさんの返事を見に行く」から始められます。
2. タスクの仕分けと、確認の安全装置
AIは毎朝やるべきことを仕分けします(運用ガイドでは daily-triage)。重要な作業は勝手に進めず、必ずあなたに「送ってもいい?」と確認を求めます。この確認の安全装置があるから、AIが暴走しても人間が止められます。
ここまで読めば、「毎日AIが仕事を回す仕組み」の全体像は掴めたはず。実際のコードや運用手順が見たい人は、次のページへ。
読み終わったら
このページは「ざっくり」です。もっと深く知りたい人は:
- 理論・全体像を深く → 概念教科書(index.html)
- 実際のコード・運用手順を見たい → 運用ガイド(operation.html)
※ 「AIが何をしたか記録して引き継ぐ仕組み」の詳細は別システムで管理しています。このガイドでは扱いません。