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00 はじめに — この教科書の対象読者と使い方

独学で開発を進めてきた人が、現場で「そろそろ当たり前」とされる常識を体系的につなぎ直すための教科書


📑 この章の目次

誰のための教科書か

この教科書は、AIツールを使いこなしながら開発をしてきた人が、点々としていた知識を一本の線でつなぎ直すために書きました。

たとえばこんな疑問を持ったことはありませんか:

こうした「なんとなく使っているけれど、人に正確に説明はできない」を、開発現場で前提とされるレベルまで引き上げるのが本書の目的です。


この教科書の特徴

特徴 どう違うか
🧩 盲点を埋める 入門書が省きがちな「現場の暗黙の常識」に焦点を当てる
🗣️ 面接・実務で効く ほかの開発者と話が通じる・面接官の質問に即答できる知識のセット
💡 「なぜ」を書く 暗記でなく理解。「なぜそうするのか」を毎回添える
📱 すき間時間向け スマホから読める・ダークモード対応

どう読むか

💡 Tip: つまずいたら、その章の冒頭の要約だけ読んで次に進んでも構いません。あとから戻ってきて深掘りすれば十分です。


全体構成(全14章)

本書は3つの重要度に分かれています。まず 🔴 必須章から読むと、現場の会話の大部分がカバーできます。

🔴 必須(面接・実務で即聞かれる)

テーマ 一言でいうと
1 CI/CD コードをpushするたび機械が自動で検査する仕組みと「緑」の意味
2 Git & GitHub コードの変更履歴を管理し、チームで協働する作法
3 API・エンドポイント プログラム同士が通信する窓口の約束事
4 環境変数・シークレット管理 パスワードやAPIキーをコードに直接書かない仕組み
5 認証・認可 「あなたは誰ですか」「何を許可しますか」を判定する仕組み

🟡 推奨(知っておくと理解が深まる)

テーマ 一言でいうと
6 コンテナ(Docker) アプリを「環境ごと箱詰め」してどこでも同じように動かす技術
7 データベース適材適所 SQLite・PostgreSQL等を何で選ぶかの判断軸
8 ログ・モニタリング 動いているシステムの状態を観察する作法
9 キャッシュ・非同期処理 処理を速くする・後回しにする技術の使い分け
10 バージョニング・パッケージ管理 「1.2.3」の意味と、依存ライブラリの管理
11 デバッグの作法 バグの原因を論理的に切り分ける手順
12 開発プロセス・品質 テスト・Lint・型チェックで品質を保つ仕組み
13 レビュー文化・設計 コードレビューとアーキテクチャの基本

🟢 任意(必要な時に引く)

テーマ 一言でいうと
14 用語集 開発でよく出る言葉をさっと引ける辞書

第1章「CI/CD」・第2章「Git & GitHub」・第3章「API & エンドポイント」・第4章「環境変数・シークレット管理」・第5章「認証・認可」・第6章「コンテナ(Docker)」・第7章「データベース適材適所」・第8章「ログ・モニタリング」・第9章「キャッシュ・非同期処理」・第10章「バージョニング・パッケージ管理」・第11章「デバッグの作法」・第12章「開発プロセス・品質」・第13章「レビュー文化・設計」完成済み(全14章完結)。第14章「用語集」は第1〜13章の既出用語を収録。


補足:既存のチートシート群との関係

著者は個別テーマの「引く系」チートシート(Gitコマンド一覧・Docker早見表 等)も別途公開しています。本書はそれらを読んで理解する統合教科書として位置づけ、各章から関連チートシートへ「詳しくはこちら」とリンクします。

それでは、第1章「CI/CD」 から始めて、続けて 第2章「Git & GitHub」第3章「API & エンドポイント」第4章「環境変数・シークレット管理」 へ進みましょう。