OpenClaw Docker Compose操作

OpenClawの運用に最低限必要なDocker Composeコマンドをまとめました。
Dockerは「コンテナ(独立したプログラムの実行環境)」を管理するツールです。コマンドを叩くだけで操作できます。

基本コマンド一覧

コマンド説明使用場面
docker compose ps
コンテナの状態確認 毎日のヘルスチェック
docker compose up -d
コンテナをバックグラウンドで起動 起動・再起動時
docker compose down
全コンテナを停止 メンテナンス・設定変更時
docker compose restart サービス名
特定のコンテナだけ再起動 一部のサービスが不調な時
docker compose logs --tail=20
最新20行のログを表示 エラー確認
docker compose logs -f
リアルタイムでログを監視 問題の調査中
docker stats
リソース使用量を表示 動作が重い時の調査
-d は「detach」の意味で、バックグラウンドで動かすという指定です。これがないとターミナルが専有されます。
-f は「follow」の意味で、ログをリアルタイムで追いかけ続けます。終了は Ctrl+C です。

OpenClawサービス一覧

OpenClawは複数のサービス(コンテナ)で構成されています。以下は主要なサービス一覧です。

サービス名役割トラブル時の影響
gateway メインAPIサーバー。全サービスの中継点 全機能が停止
provider-discord Discord Bot。チャット応答を担当 Botがオフラインになる
caddy リバースプロキシ。通信を適切に振り分け 外部からのアクセス不可
news-collector AIニュースの自動収集・要約 ニュースが投稿されない
video-summarizer 動画の自動要約生成 動画要約が生成されない

ディレクトリ構造

Docker Compose関連のファイルは以下の場所にあります:

openclaw/
  ├── docker-compose.yml    ← コンテナ構成の定義ファイル
  ├── .env                  ← 環境変数(APIキー等)
  ├── gateway/              ← gatewayサービスのコード
  ├── provider-discord/     ← Discord Botのコード
  ├── news-collector/       ← ニュース収集のコード
  ├── video-summarizer/     ← 動画要約のコード
  └── caddy/                ← Caddy(プロキシ)の設定
.envファイルにはAPIキーなどの秘密情報が含まれています。絶対に公開しないでください。

よく使うワークフロー

確認 → 再起動 → 検証

最も基本的な運用パターンです。問題を見つけたら再起動し、直ったか確認します。

  1. 確認:状態とログを見る
docker compose ps
docker compose logs --tail=30
  1. 再起動:問題のコンテナを再起動
docker compose restart gateway
  1. 検証:状態を再確認
docker compose ps

設定変更時の手順

.envファイルを編集した後は、down → up で再作成が必要です。

docker compose down && docker compose up -d
restartでは.envの変更が反映されません。必ず downup の手順を使ってください。

メモリ問題の調査

動作が遅い場合、メモリ使用量を確認します。

docker stats

各コンテナのCPU・メモリ使用量がリアルタイムで表示されます。異常に高いコンテナがあれば再起動を検討します。終了は Ctrl+C です。

コマンドのクリックについて:上記のコマンドボックスをクリックすると、コマンドがクリップボードにコピーされます。ターミナルに貼り付けて実行してください。
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